エステジャンル（女性10代～30代）の検索ランキングでは、「ハーブピーリング」が長く上位を独占しています。
特に10代・20代では、2023年以降1位・2位をキープし続ける圧倒的な人気ぶり。
なぜここまで求められているのでしょうか？

日本にハーブピーリングが取り入れられ始めたのは2000年代頃。その後、日本人の肌に合わせた“刺激の少ないタイプ”が開発され、エステサロンでも広く提供されるようになりました。そして2010年代に入り、韓国美容ブームが到来。K-POPアイドルのような、内側から発光するような透明感肌への憧れから、ハーブピーリングへの関心が急上昇しました。さらにSNSではインフルエンサーの体験投稿が拡散し、若い世代を中心に人気を後押ししています。

人気の高まりとともに「ハーブピーリング専門店」も増え、より身近に通える環境が整ってきました。今では顔だけでなく、自分ではケアが難しい背中ニキビにも効果が期待できるため、ブライダル前や夏前の対策として利用する人も増えています。

そして、ハーブピーリングが支持される最大の理由のひとつが、“素肌そのものを美しくしたい”という価値観の変化です。
ヘアケアでもコロナ禍以降、ツヤや強さなど“髪本来の美しさ”が重視されるようになりましたが、
肌も同様に「ファンデで隠す」から「素肌を磨く」へと意識がシフトしています。

植物の力でやさしく肌代謝を促し、ニキビ・毛穴・肌荒れ・くすみなど幅広い悩みに寄り添ってくれるハーブピーリングは、
こうした“肌重視の時代”にぴったりマッチした施術と言えるでしょう。

今後も、透明感や素肌美が求められるトレンドは続くと考えられます。
ハーブピーリングの人気は、まさにこれからのスタンダードとなる「素肌を育てる美容」へのニーズを象徴しているのかもしれません。

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